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FXスプレッド比較|主要FX会社の実質コストと選び方

更新: 2026-07-09 / はじめてFX編集部

スプレッドとは、FX取引における買値(Ask)と売値(Bid)の差のことで、取引のたびに発生する実質的なコストです。数値が小さいほど1回あたりの取引コストは低くなりますが、スプレッドだけで会社を選ぶと見落としが出ます。この記事ではスプレッドの仕組みとコスト計算の考え方を解説します。

スプレッドとは何か

FXの通貨は「買う値段(Ask)」と「売る値段(Bid)」が別々に提示されています。この2つの価格差がスプレッドです。たとえば米ドル/円のAskが150.003円、Bidが150.000円だった場合、スプレッドは0.3銭です。買った瞬間にこの差分だけ評価がマイナスから始まるため、スプレッドは実質的な取引コストとして扱われます。

スプレッドは「pips」や「銭」という単位で表記されます。円が絡む通貨ペア(米ドル/円など)は「銭」表記が一般的です。

通貨ペアによるスプレッドの違い

スプレッドは通貨ペアによって水準が異なります。一般的に、取引量が多く流動性が高い米ドル/円やユーロ/米ドルのような主要通貨ペア(メジャー通貨ペア)はスプレッドが狭くなりやすく、取引量が少ない通貨ペア(マイナー通貨ペア)はスプレッドが広くなりやすい傾向があります。これは各社の企業努力だけでなく、市場そのものの流動性に左右される部分が大きいためです。

同じ会社でも、米ドル/円とユーロ/円、豪ドル/円ではスプレッドの水準が異なります。複数の通貨ペアを取引する予定がある場合は、自分が主に取引したい通貨ペアのスプレッドを個別に確認することをおすすめします。

また、経済指標発表の直前直後や、市場参加者が少ない早朝・深夜の時間帯は、平常時よりスプレッドが広がりやすい傾向があります。主に取引する時間帯がある場合は、その時間帯のスプレッド傾向についても各社の公式情報で確認しておくと安心です。

主要FX会社のスプレッド水準(2026年7月時点)

主要通貨ペアのスプレッド水準(原則固定・2026年7月時点・数値は必ず公式サイトでご確認ください)
FX会社最低取引単位米ドル/円ユーロ/円MT4対応
DMM FX1万通貨公式で要確認公式で要確認非対応
FXTF1,000通貨公式で要確認公式で要確認対応
参考:GMOクリック証券(当サイト提携外)公式で要確認公式で要確認公式で要確認公式で要確認
参考:松井証券FX(当サイト提携外)公式で要確認公式で要確認公式で要確認公式で要確認

スプレッドは各社のキャンペーンや相場状況によって見直されることがあります。当サイトでは具体的な銭数を独自に検証していないため、実際の数値は必ず各社の公式サイトでご確認ください。参考掲載の2社は当サイトの提携先ではありません。

FXTFは1,000通貨から取引でき、国内でMT4を使える数少ないFX会社です。

FXTF公式サイトでスプレッドを確認する

スプレッドコストの計算例

スプレッドがどの程度のコストになるか、仮の数値で計算してみます。以下はあくまで理解のための例示であり、実際のスプレッド値ではありません。

スプレッドを0.2銭(0.002円)、取引量を1万通貨と仮定すると、1回の取引で発生するコストは次のとおりです。

0.002円 × 10,000通貨 = 20円

この取引を平日20日間、1日1回行うと仮定すると、月間のスプレッドコストは20円×20回=400円になります。取引量や取引回数が増えるほどスプレッドの影響は大きくなるため、頻繁に取引するスタイルほどスプレッド水準は重視すべき要素です。実際のスプレッド値は各社の公式サイトで確認し、この計算式に当てはめて概算してください。取引数量ごとの証拠金の考え方はロット計算の基本で解説しています。

取引頻度別のスプレッドコスト目安(スプレッド0.2銭・取引量1万通貨と仮定した試算例)
取引スタイル1日の取引回数目安月間コスト目安
スキャルピング10回程度約4,000円
デイトレード1〜3回程度約400〜1,200円
中長期保有月数回程度数百円程度

上記はスプレッド0.2銭・取引量1万通貨という仮定条件での試算であり、実際のコストはスプレッド値や取引頻度によって変わります。取引スタイルを検討する際の目安としてご利用ください。取引回数が多いスタイルほど、スプレッドの差が総コストに与える影響が大きくなります。

「原則固定」と「変動(非固定)」の違い

国内の主要FX会社の多くは「原則固定スプレッド」を採用しています。ただしこれは「常に固定」という意味ではなく、通常の相場環境下での目安です。以下のような場面ではスプレッドが一時的に拡大することがあります。

「原則固定」という表記自体が、こうした例外が起こりうることを前提にしています。取引時間帯や相場状況によってコストが変わりうる点は、口座選びの際に理解しておく必要があります。

スプレッド以外にかかる可能性のあるコスト

FX取引ではスプレッド以外にもコストが発生する場合があります。会社を比較する際は、以下の項目もあわせて確認しておくと総コストのイメージがつかみやすくなります。

いずれも会社ごとに条件が異なるため、口座開設前に公式サイトの手数料ページで確認しておくと安心です。

スプレッドだけで選ばない方がよい理由

スプレッドは重要な比較材料ですが、それだけでFX会社を決めるのはおすすめできません。以下のような要素も合わせて確認すると、実際の使い勝手に差が出ます。

口座選びの全体的な基準はFX口座の比較で、各社の特徴はDMM FXの特徴FXTFの特徴のページでまとめています。

DMM FXは国内大手のFX会社で、取引ツールとサポート体制に定評があります。

DMM FX公式サイトで詳細を見る

よくある質問

スプレッドとは何ですか?
買値(Ask)と売値(Bid)の差のことで、FX取引の実質的なコストです。数値が小さいほど1回あたりの取引コストは低くなります。
スプレッドは常に同じ数値ですか?
「原則固定」の会社でも、経済指標発表時や相場急変時、市場参加者が少ない時間帯には一時的に拡大することがあります。
スプレッドが狭ければその会社を選んでよいですか?
スプレッドは重要な比較材料の一つですが、約定力やツールの使いやすさ、最低取引単位なども合わせて確認することをおすすめします。
実際のスプレッド値はどこで確認できますか?
各FX会社の公式サイトに最新の数値が掲載されています。当サイトでは独自検証を行っていないため、公式サイトでのご確認をおすすめします。