TradingViewの使い方|初心者が最初にやる設定5つ
TradingViewはブラウザで動くチャート分析ツールです。最初に「言語設定」「通貨ペアの表示」「チャートの種類」「時間足」「レイアウトの保存」の5つを済ませておくと、その後の分析がスムーズになります。この記事では初期設定から基本操作、無料版の限界までを順番に説明します。
TradingViewとは
TradingViewは、世界的に使われているブラウザ完結型のチャート分析ツールです。インストール不要でアカウントを作ればすぐに使え、無料プランでも基本的な分析ができます。FXの売買自体はMT4やMT5、FX会社の取引ツールで行い、TradingViewはチャート分析に使うという使い方が一般的です。パソコンだけでなくスマホやタブレットのブラウザからもアクセスできるため、環境を選ばずに同じチャートを確認できる点も特徴です。
アカウント登録はメールアドレスなどで行え、登録後すぐに主要な通貨ペアのチャートを表示できます。以降の章では、登録後に最初にやっておきたい設定から順番に説明します。
最初にやる設定5つ
- 言語を日本語に設定する:アカウント設定から表示言語を変更できます。画面デザインは更新されることがあるため、最新の設定場所は公式サイトで確認してください。日本語化しておくとメニューの意味が分かりやすくなり、以降の操作が格段にやりやすくなります。
- 見たい通貨ペアを表示する:画面上部の銘柄検索からUSD/JPYなど見たい通貨ペアを検索してチャートに表示します。表記のゆれ(USDJPYのようにスラッシュなしで検索する場合もある)があるため、候補一覧から正しい銘柄を選びます。
- チャートの種類を選ぶ:ローソク足・バーチャートなど複数の表示形式があります。初心者はローソク足が値動きを把握しやすい形式です。ローソク足は一定期間の始値・終値・高値・安値をひとつの形にまとめて表示します。
- 時間足を設定する:1分足から月足まで切り替えられます。見たい期間の値動きに合わせて選びます。短い時間足は細かい値動きを、長い時間足は大きな流れを確認するのに向いています。
- レイアウトを保存する:設定したチャートは保存しておくと次回開いたときに引き継がれます。保存できる内容は無料版と有料版で差がある場合があるため、詳細は公式サイトで確認してください。
基本操作(描画ツール・インジケーター・アラート)
- 描画ツール:画面左側のツールバーからトレンドラインや水平線などを選び、チャート上でクリック・ドラッグして描画します。過去の値動きの節目を記録しておくと、後から見返したときに状況を思い出しやすくなります。
- インジケーターの追加:上部の「インジケーター」から名前を検索して追加します。移動平均線やRSIなど代表的な指標が用意されています。無料版はインジケーターを2個までしか同時表示できない制限があります。
- アラートの設定:チャート上で価格やインジケーターの条件を指定してアラートを作成できます。条件に達すると通知が届く仕組みで、常時チャートを見続けなくても値動きの変化に気づけます。無料版は1個までという制限があります。複数の通貨ペアを同時監視したい場合は上位プランの検討対象になります。
ウォッチリストで複数の通貨ペアを管理する
画面右側にはウォッチリストという機能があり、気になる通貨ペアをまとめて登録し、価格の一覧を並べて確認できます。チャートを1つずつ開かなくても値動きの概況を把握できるため、複数の通貨ペアを比較したい場合に使うと管理がしやすくなります。ウォッチリストに登録した銘柄はアラート設定の対象としても選びやすくなります。
スマホアプリの要点
TradingViewはiOS・Android向けのアプリを提供しています。ブラウザ版と同じアカウントでログインすれば、パソコンで設定したチャートやレイアウトを引き継いで確認できます。外出先で値動きを確認したい場合に使えますが、細かい分析やインジケーターの追加設定はパソコンの画面のほうが操作しやすい傾向があります。アラートの通知はスマホアプリ側にプッシュ通知として届く設定にもできるため、パソコンを開いていない時間帯でも価格の変化に気づきやすくなります。通知の受け取り方はアプリの設定画面から確認できます。
無料版の限界と上位プランの判断
無料版はインジケーター2個・アラート1個までという制限があるため、複数の指標を組み合わせたい場合や、複数通貨ペアを同時にアラート監視したい場合には物足りなさを感じやすくなります。たとえば、移動平均線とRSIを同時に表示した状態で、さらにボリンジャーバンドも追加したいと思っても、無料版では3つ目のインジケーターを表示できません。まずは無料版で基本操作に慣れ、こうした制限に実際に当たるようになったら上位プランを検討する進め方が無駄がありません。プランごとの違いはTradingViewの料金プラン比較で詳しく解説しています。
FXチャートを見るときの注意
この記事で説明しているのはチャートの操作方法と見方であり、特定のタイミングでの売買を勧めるものではありません。インジケーターやローソク足の形はあくまで値動きを整理するための道具であり、将来の値動きを保証するものではない点に注意してください。同じチャートを見ても、判断材料として使う人によって解釈が変わることもあります。TradingViewはあくまで値動きを可視化するツールであり、売買の最終判断は自分自身で行うものだと理解しておく必要があります。FXは元本保証がなく、レバレッジのかけ方次第で損失が拡大する可能性があります。取引の始め方全体を確認したい場合はFXの始め方、口座選びで迷っている場合はFX口座比較を参考にしてください。
世界的に使われているチャートツールで、無料プランからFXの値動き分析を始められます。
TradingView 公式サイトで詳細を見るよくある質問
- TradingViewは日本語で使えますか?
- はい。設定から表示言語を日本語に変更できます。画面デザインは更新されることがあるため、最新の設定画面は公式サイトで確認してください。
- 無料版でも十分使えますか?
- 基本的なチャート閲覧や分析は無料版でも可能です。インジケーターは2個まで、アラートは1個までという制限があります。
- スマホでも使えますか?
- iOS・Android向けのアプリがあり、ブラウザ版と同じアカウントでログインすればチャート設定を引き継いで使えます。
- FXのアラートはどう設定しますか?
- チャート上で価格やインジケーターの条件を指定してアラートを作成します。無料版では設定できる件数に制限があります。